自分で探すメリットとは

仲介手数料が掛からない
住宅関連サイトに家賃が大きく掲載されていると、どうしても目に付いてしまいます。
そのため、敷金・礼金などの記載を意識しない人がいるかもしれません。
また、それらの費用は一時的なものなので、あまり深く考えない場合もあるでしょう。
しかし、入居時に必要な費用はそれだけではありません。
契約月の家賃(日割りが多い)のほか、翌月分の家賃を前払いすることが一般的です。
さらに、業者を介する場合は「仲介手数料」(家賃1カ月分が上限)が掛かります。
その負担は物件貸主との合算ですが、借主の負担が大きい場合も少なくないのです。
このように賃貸住宅の入居には、思った以上に費用が掛かってきます。
しかし、物件の貸主と直接契約することにより、少なくとも仲介手数料が掛からないメリットがあります。
物件の貸主と知り合いになれること
業者を仲介しないメリットとして、物件の貸主と知り合いになれることが挙げられます。
友人や知人に依頼して賃貸住宅探しをする場合は典型的な事例ですよね。
やはり、貸主と借主が顔を合わせることで信頼関係が築くために役立ちます。
住宅探しをする段階で貸主の人柄が把握できるため、契約に踏み切る目安にもなります。
また、貸主のほうもこちらの顔がわかるため、安心して貸してもらえるのではないでしょうか。
なお、集合住宅のなかには、建物内に貸主が居住するケースもあります。
その場合は、敷地内に雑草が生えやすい、共有スペースが雨漏りするなど、まわりの環境をリアルタイムで把握してもらえます。
ほかの入居者の騒音に迷惑を感じた場合なども、貸主に話しやすくなりますね。